神さま、
私の死ぬ日が美しく清らかであるようにしてください。
大きな平安がありますように。
美しい清らかな日にしてください。その日には、
私が平和の詩人として、私の床のまわりに
素晴らしい子供たちを、黒い目をした息子と、
紺碧の眼をした娘とを見たいのです。
彼らが、涙もためずに、
自分たちの父を見詰めに来ますように。
そして、私の顔の厳しさが
彼らを大きな甘美な神秘で顫(ふるえ)させませんように、
私の死は、その神秘の中で、
恩寵のように彼らに現われるでしょう・・・
![]()
フランシス・ジャム
Francis Jammes
(倉田清『自然と恩寵─フランシス・ジャムの詩の世界』中央出版社、1966年、pp.126-127.)
私の死ぬ日が美しく清らかであるようにしてください。
大きな平安がありますように。
美しい清らかな日にしてください。その日には、
私が平和の詩人として、私の床のまわりに
素晴らしい子供たちを、黒い目をした息子と、
紺碧の眼をした娘とを見たいのです。
彼らが、涙もためずに、
自分たちの父を見詰めに来ますように。
そして、私の顔の厳しさが
彼らを大きな甘美な神秘で顫(ふるえ)させませんように、
私の死は、その神秘の中で、
恩寵のように彼らに現われるでしょう・・・

フランシス・ジャム
Francis Jammes
(倉田清『自然と恩寵─フランシス・ジャムの詩の世界』中央出版社、1966年、pp.126-127.)